皆さんこんにちは。
初めにちょっと報告ですが、
本題を少し変更しました。内容は変わりないのでよろしくです。
今日もクローン病の闘病記の続きですね。
まだまだ波乱の展開が続きますが、作り話ではないからね!
前回までの話はブログトップやカテゴリ選択などから飛んでください。
ちなみに前回のエピソード⑤はこちらです👇
まずはいつものように目次から
超簡単なこれまでの振り返り
中学生までの私
大きな病気もなく体の丈夫さが取り柄。陸上部で金沢市の強化選手の経験あり。
クラス・学校の中心的人物で学年の会長を3年間で4期務める。(前期後期制なので3年間で全6期ある)
ボクシングがしたくて、部のある高校を選択。
当時の趣味は格闘技とたくさん食べること。
エピソード①~③・・・高校1年4月~7月
高校入学し、念願のボクシング部へ
→痔瘻・体力低下・腹痛が出現
→肛門科で『クローン病』を診断
→県立の病院へ紹介される
→県立の病院の消化器内科で「夏休みに検査入院」を勧められる
エピソード④~⑤・・・高校1年夏休み
夏休みに入り約束通り検査入院へ
→急に失血死寸前の大出血(下血)
→夜中の大手術と『人工肛門』の造設
→目が覚めると7本ものチューブに繋がれていた
→徐々に回復してきたのもつかの間
→謎の腹痛で再手術を告げられる
以下から本編スタート!
エピソード⑥~人生最大のミス~
腹痛の原因は・・・
医師からの説明によると、
『腸閉塞』を起こしている、とのことだった。
開腹手術の後にそこそこの確率で起こりうる合併症。
前回の手術からほんの1,2週間くらいのはず・・・
私は手術室に運ばれました。。。
最初の時と違うのは、この時点では[意識がある]と言うこと。
最初の時は失血で意識はほぼ無かったから。
手術へ
今回は意識があったので全ての行程が認識できました。
全身麻酔されるまで・・・
まずは手術直前に剃毛・・・💔
看護師さんに下の毛を剃られる・・・Ω\ζ°)チーン
(またしても思春期の羞恥心の崩壊😨)
手術室のベッドに移動すると準備が・・・しばらくすると声がかかりました。
麻酔医「背中に麻酔の針入れるから横向いて背中丸めてね」
私『はい。・・・!?
(何じゃそのぶっとい針は!?)』
前回の手術後にも刺されていた硬膜外麻酔なのですが、
まさかの極太の針!!幸か不幸か前回の記憶はなし(笑)
麻酔医「もし足にビリっときたらよくないところに刺さってるってことやから教えてね」
私『はい。。。(な、なんだと・・・)』
麻酔医「刺しますよー」
私『うぐぅ!!(何じゃこれめっちゃ痛い!)』
麻酔医「ビリっときてないですかー」
私『はい。たぶん。(正直、痛すぎてわからん)』
それから口に麻酔ガス用のマスクがつけられました。
麻酔医「これから麻酔入るので眠くなります。目が覚めたら終わってますからね。」
私『はい・・・(うとうと・・)」
麻酔医「リラックスするように音楽かけときますねー。」
私『はい、、、え、B’z??・・・(すやぁ)』
・・・ここで意識は途切れました。
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目を覚ますと
『(・・・あぁ、またあの天井か)』
そして体中に違和感。。。
それもそのはず、前回と同じように体中にはいろいろなカテーテル&ドレーン。
完全に振り出しに戻った感でした。
ただ前回と違うのは、
2回目の経験だったのでやや心に余裕があったこと。
腸閉塞の手術の結果は
医師より「お腹を開いて癒着していたところをはがした」
とのこと。
最初の手術と同じところからお腹を開いたので、
縫ったところも処置も同じ感じでした。
術後の状態(チューブつながれまくり)に慣れた私。
1日2日・・・と経ち痛みが落ち着いてくると、あることを思いました。
☝『尿道カテーテルがめちゃくちゃ嫌だわ・・・』
『別にベッドから動けなくても尿瓶(しびん:尿器のこと)でオシッコとればよくないか?』
起きてしまった事件
『尿瓶でオシッコ取れると思うんで、オシッコの管抜いてもらえないだろうか?』
私はそう医師や看護師さんに相談したのでした。
その提案を受け入れてもらい、
私はまだベッドから降りられない状態でしたが
尿道カテーテルを抜いてもらえることになりました。
その後は、
オシッコがしたくなったらベッドの柵に書けてある尿瓶を手に取って排尿する。
出たら捨ててもらうために看護師を呼ぶ。
そんな流れで特に問題なく過ごせました。
ある日、
いつものようにオシッコをした後、尿瓶の中の尿を看護師さんに捨ててもらいました。
直後に、ふと何を思ったのか、
尿瓶を手に取り顔の前に持ってきたのです。
その時です!
<ばちゃっ・・・💦>
私の顔に何かがかかりました💦
それは尿瓶の中の水!
看護師さんが尿瓶をすすいだ時に残った水が中にわずかに残っていたのでしょう。
しかも、私はまだベッドで寝たままの状態です。
うっかりそんな姿勢で顔の前の尿瓶を持ってきてしまったのです。
※皆さんも横になったままコップを持って飲み物を飲もうとして盛大に顔にかけたことはありませんか?(ないかな?)
私は慌てました。
オシッコを貯めていた容器なので綺麗な水のわけがないことは分かっていましたので😢
口に入った!と思って『ぺっぺっ💦』と吐き、
幸い?近くに濡れおしぼりもあったので顔や首回りを拭き一安心・・・。
そして、
[おしっこを被った]なんてことは恥ずかしくて、
特に誰かに報告することもなく、
『顔も一応おしぼりでふけたしいいかー』と、
そのまま流してしまったのです。
・・・
このちょっとしたドジ?失敗が、
あんなことに繋がってしまうとも知らずに・・・。
次回につづく・・・。
エピソード⑥まとめ
・お腹の痛みは腸閉塞だった。
・再手術で硬膜外麻酔の痛みを知る。
・また最初の手術後のチューブ繋がれ状態に戻った。
・尿道カテーテルがとにかく嫌で早く外してもらった。
・寝たまま尿瓶をのぞき込んでしまい中の水を浴びた。
今回の話は、前回の記事で
「親にも明かしたことの無い秘密」と予告しました。
それは私がした【2つの致命的なミス】です。
1つ目は、寝たまま尿器を顔の前に持ってきてしまい水を顔に浴びたこと。
2つ目は、それを誰にも言わずに放置したこと。
この2つのミスが次回に繋がります・・・。
次回予告
2回目の術後の私。
まだたくさんのチューブに繋がれベッドからは起きれる状態ではありません。
そして顔に浴びてしまった汚い?水、
その出来事がまさかの事態を起こしていきます・・・。
次回、
エピソード⑦~起きてしまった異変その1~
お楽しみ?に!!
読んでくださっている方へ
まず、実は今回の記事ですが、もう少し先まで書く予定でした。
思いのほか長くなったので次のエピソードに分けました。
前回記事の予告で引っ張った割には大きな事件がまだ起きていない(?)のはそのためです。何かを期待させてすいません(笑)
次のエピソードをお待ちください。
さて、この[読んでくださっている方へ]は毎回書いていますが、
繰り返します。
これはノンフィクションの闘病記と言う名の、
ただの私の自伝です。
そんな文章を読んでくださって本当にありがとうございます。
私の過去の物語ですが、中には多くの教訓が入っている(といいな)と思っています。
色々と読み取ってもらえると幸いです。
その一つとして(毎回言いますが)、
炎症性腸疾患を漫画で楽しく知りたい人に
毎回乗っけてますが(笑)おススメ漫画です☆
「腸よ鼻よ / (著)島袋全優」
作者の潰瘍性大腸炎の自伝なのですが、作りがギャグマンガです。
病気って重く捉えられて悲観的になりがちですが、
病気の私自身としてももっとラフに捉えてもらったらいいと思っているので、
こういった漫画はとてもありがたいです✨
以下、漫画販売サイトでも購入可能です。
よかったらどうぞ✨